いちじょうの田では、現在新しい品種となる『にこまる』という米の品種を育てております。
これは稲を育てる土が生きた土であれば、どんな米の品種でも米本来の味を損なう事が無いという理由に基づいております。化学肥料に冒されていない土壌を作る事が基本だからです。
稲が土の栄養をたっぷりと吸収することによって、根・葉・茎のしっかりとした稲が育ちます。
しっかりとした稲が育つと台風などで稲穂が倒れる事がほとんど無く、実をたわわに実らせて秋の収穫を迎えます。
化学肥料に冒されていない水田には、このように豊年エビと言われる淡水性のエビが出現します。
土づくりが全ての基本。こうして清水にしか発生しないと言われる豊年エビが発生したのも、土が蘇えった証です。